マウンテンバイクのスリルは大好きでしたが、かさばるアクションカメラが自由な走りの妨げになるのが嫌でした。ヘルメットマウントやチェストストラップ、アングル調整のために停まる手間のせいで、ライドの最高の瞬間を逃してしまうことも多く、もっとシンプルに、自分の目で見た冒険をそのまま残したいと思っていました。
長年、週末のライドは舗装路ばかりでした。代わり映えしないルート、同じような景色。でも今年の春は、何か違うものを求めていました。農地や森、隠れた裏道を縫うグラベルトレイル。地図もいらず、スマホを確認するための停車もなく、かさばるカメラマウントの取り付けに手間取ることもない、完全にオフグリッドなライドを望んでいたのです。